メンヘラ女子の珍道中

統合失調症、躁うつ病のアラフォー女子が、闘病生活を振り返って色々書きます。

障害者就労事業所の利用手続き(A・B作業所、就労移行)

就労サービスの事業所の利用手続きはどこも同じ

A型作業所、B型作業所、就労移行支援事業所は、同類の施設なので、どれも次のような流れで利用手続きをします。

  1. 行きたい事業所を決める
  2. 事業所に問い合わせ・見学の申し込み
  3. 事業所見学
  4. 体験利用
  5. 最寄りの役所でサービス受給者証の申請手続き
  6. 役所からの利用決定が下りると、事業所と利用契約
  7. 利用開始

結構ややこしく見えますが、事業所が手伝ってくれたりしますので、構えなくて大丈夫です。

1~4は複数の事業所を同時進行させることが可能です。

 

それでは、一つ一つ説明していきます。

 

1行きたい事業所を決める

まずは、見学に行きたい事業所を決めましょう。

事業所の探し方はいろいろありますが、主な方法は次の3つでしょう。

ネット検索

全国展開しているようなところや、ホームページを充実させている事業所は、ネット検索で出てきます。

「A型事業所 (地域名)」などで検索をかけてみると、事業所のホームページやまとめサイトがでてきます。

ちなみに、私が行ったことがあるのはこちらです☟

こんな形で広告を作ってホームページに誘導しているところもあります。

他に、こちらの広告もありました☟

 

いろいろと書いてあるので、じっくり読んでみましょう。

役所で事業所一覧などをもらう

役所の障害福祉課などに行けば、事業所の一覧がもらえることもあります。

小さい事業所や新しいところも載っているので、とことん探したい人はこの方法がおススメです。

知り合いなどの口コミで決める

事業所の探し方は自由なので、もちろん知り合いの紹介などで決めてもいいです。

ただ、あくまで仕事目的で利用する施設です。人間関係が原因で利用しにくくならないように気を付けましょう。

 

2事業所に問い合わせ・見学の申し込み

利用したい事業所が決まれば、そこに電話をして見学の申し込みをします。

もちろん、これはあくまで見学の申し込みなので、この時点で事業所を決める必要はありません。

また、見学申し込みの前に気になることを聞くこともできます。

問い合わせ・見学申し込み方法は、電話が手っ取り早いですが、ホームページなどから、メールなどですることもできます。

同じところでで複数の場所に事業所があるようなところは、自分が実際に通所したい事業所に直接問い合わせると、スムーズに進みます。

 

3事業所見学

2で見学の日時を調整し、見学に行きます。

たいていの事業所は9~10時から15~16時までが利用時間で、17~18時までも事業所は開いています。

利用時間に行けば、実際に訓練・仕事をしている様子を見学できますが、利用時間後の開所時間に見学として行くこともできます。

もちろん、おススメは利用時間に行くことです。

見学では、事業所の担当者との面談と事業所がどんなところか見て回ります。

この時に、どんなスタッフさんが支援してくれるのか、事業所内の雰囲気は過ごしやすいか見てみるといいですね。

また、疑問に思うことや不安に感じていることは、この時に可能な限り聞いてしまいましょう。

見学の結果、体験してみたいということになれば、4の体験になります。

 

4体験利用

見学とは別日で体験をします。

体力があれば、フルで体験をさせてもらうこともありますが、だいたいは短時間です。

A型B型の場合、利用者それぞれが違った仕事をしている事業所が多いので、興味のある仕事を体験することになるでしょう。

ここまで行って、利用する事業所を決めれば、5の手続きに進みます。

 

5最寄りの役所でサービス受給者証の申請手続き

役所での手続きに必要な書類は、市町村でそれぞれ違います。

だいたいの事業所はこの手続きを手伝ってくれます。

利用の意思が固まったら事業所に伝えて、その時にどうしたらいいか聞くといいでしょう。

相談支援というサービスを使うように言われるところもあれば、主治医の意見書が必要なところもあります。

事業所が手伝ってくれなくても、最寄りの役所・利用中の福祉サービスの担当者のいずれかに聞いてみればなんとかなります。

一人で調べるより、周りに頼りましょう。

 

6役所からの利用決定が下りると、事業所と利用契約

申請が終わったら、審査の後、「サービス受給者証」が家に届いて利用決定が通知されます。

サービス受給者証を事業所に持っていき、利用契約を結びます。

このサービス受給者証は、時々提出を求められることがあるので、すぐに取り出せるところに保管しておきましょう。

 

7利用開始

以上のフローをふんで、利用が開始となります。

 

手続きは複雑だけど、不安にならないで

以上のように、利用までステップがありますが、1~4で利用する事業所を決めてしまえば、あとは周りがなんとかしてくれちゃうケースがほとんどです。

手続きが複雑そうだからと二の足を踏む必要はありません。

 

3種類の事業所を体験して比べることもできる

A型作業所、B型作業所、就労移行、どれをすればいいか迷う方も多いでしょう。

どれがいいか違いは別記事で紹介していますが、実際に事業所の種類を超えて見学・体験をしてみて決めることもできます。

kii-hedgehog.hatenablog.com

まずは、通えそうな距離にある事業所をいろいろと調べてみて、興味を持ったら電話・メールしてみましょう。